|
'88NSR250R(MC18)のカタログ
|
歴代NSRの中でも最もレーサーに近く・剛性が高いと言われる2代目となる'88NSR250Rのカタログです。
キャスター角は26→24度、トレール量が91mmへとコーナーリング性能を重視した過激なレーシングマシン設定へと変更され、キャスターが立ったことでフロントタイヤとプラグとのクリアランスが少なくなった為に専用のショートプラグが採用されるなどそのこだわりは細部まで行き届いていました。
たったデビューから一年でほとんどのパーツが新設計になり大幅なポテンシャルアップ(PGMキャブレターの採用・32φのビックな口径のキャブ・ピストンのトリプルコーティング・メインチューブには5角形目の字断面アルミ抜き材が採用等)が図られフルモデルチェンジして、当時の峠・サーキットには88NSRが溢れかえっていたようです。また当時、中学生であった自分にとってこのモデルは憧れのマシンでした。
カタログ全般にも、Hondaさんの自信みなぎるコメントが記載され、レーサーレプリカという枠の中に収まりきれないNSR250Rと言う、金字塔を打ち立てました。SPレースへの参加台数も軒並み増え続けた時期と相まって、2stレーサーレプリカの代名詞となっていきました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|