G'craft
Cup 2003 ミニバイク6時間エンデュランス
第3戦 2003年12月14日 |
〜mimikaki監督 耐久レポート〜
私達のチームは必ず私
mimikaki,と同級生であるfatalita師匠と組んでミニバイク耐久は参加している。
私達は「レースで入賞」なんてはなから無縁。
耐久に参加する理由
1、
少ないお金で沢山遊びたい
2、
(こちらが重要)…チーム仲間であるfatalita師匠にタイムで勝つ!!…
思いおこせば、今年の5月直入耐久の時に「2秒」ベストタイムで負けました。
それから私は彼には「師匠」と呼ばなくてはならず その間、関係無いがゴルフで遊んでいる時までさえ苦渋を受けた AP戦は霧の為 急遽中止で約6ヶ月も虐げられていたのだー 涙
「今度こそ、雪辱戦だー」
今回 もう一人ライダーを探していたのですが、いました!いました!
その昔、鈴鹿4時間耐久予選にNSR250で出た男 残念ながら、予選最終日 1コーナーで焼きつきおこし、そのまま砂の所までふっとんで、
「たまたま、柔らかい所だったもんだから、メットまで埋まってしまい抜けずに苦労した」が彼の最後のレース…
ひがし君の友人でもありエースライダー及び面白キャラクターとしても十分な ただ今、ワコーズに勤めている「純」に決定!!
一ヶ月前・・・
そろそろ、12月14日の準備にみんな真剣となっていっている。
私は前回「AP耐久霧の為中止」だったので、何もしなくて結構のんびりと出来ている
今回はチャンバーの交換とキャブボックスの追加のみ変更した。
チャンバーの話になるが、NSR50は多くのメーカーから販売されている 更に、走るコースにより設定を細かくわけてある所もあります。
私は当初全く知らなかったので、「町乗りJMCA付き」を購入し再購入してしまった経緯なんですよー。今回は「Nプラン・中速型」をチョイス♪
「頑張ってくれ!チャンバー君、僕達のへタッピーな腕をフォローしてくれー」→願
キャブボックスは一つ購入し、後は「さとる君」が型をとり2個 更に複製・・(^^ゞ
(FRP扱う仲間がいると便利だぁ…) |
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…不安なこと…
一緒に参加するチーム名の中に「打倒M監督一号機」なんてとんでもない名前でエントリーしているグループがいる…走ってる途中「石が飛んでくるかもしれない」状況か?我が身が危険にさらされてるみたい・・
耐久 前日・・・
さて、私は朝早く家を出発したので(5時)待ち合わせの場所に早く到着してしまった
暇でたまらんので、お土産センター等をゆっくり見て回る
馬刺がグラム2000円である!!「美味しそう」
mimikaki監督「試食が無い?」
店員「いえ、ありません」
mimikaki監督「それじゃ、美味しいのかわからないじゃん!」
店員は黙ったままである…
HSRに到着
おまる・けんじ・慎吾チームマシンはいきなりカウルの取り付け・・
(しかし、赤ロスマンズは初めてみたが、素人塗装屋・けんじ君お見事)
私はわがマシンの暖機をやっていると、「バイクの下からガソリンが!!」
原因を追いかけると どうもガソリンホースが硬化してしまい繋ぎからみたいだ・・
うーん!持ってきてないぞー…(-_-メ)
サーキット入口のバイク屋「RSC」さんに行く 偶然にも知った方発見!!
mimikaki監督「○山さーん!大変なことになった!ホース・ホース」
いつも物静かな彼は黙って、新品のホースとニッパをそっと差し出す。問題はすぐに解決した。
mimikaki監督「有難う!○山さん。この恩は一生忘れないよー」
彼は後ろを向き、今までの作業の続きをはじめた その後ろ姿の彼の背中から
「大丈夫、mimikakiさん、いつでもおいで・・」と言葉を感じ取った。うーん!男同士の会話だー (^o^)
(参照:株式会社RSC)
ピットに戻るとおまう君が走行中…
すぐピットインしてきた。内容を聞くと「ブレーキローター曲がってカクカクする」らしいのである・・
よく見るとアンダーカウルが前輪タイヤと接触してる… 心中「おいおい!大丈夫なの?」
さて、他人のチームのことはほっといて、2時半よりいよいよ私が走る
もちろん、明日のみんなの為のタイヤ皮むき、調子見なんでのんびりと・・数周走ると、慎吾が抜いていく。
「あり?それは許せない」と少しペースを上げ彼を抜く 意地はった慎吾が又、私を抜く・・
いつの間にか熱い戦い (低いレベルだけど) 本気になった自分がそこにあった・・
あっと言う間の25分…(バイクの調子は?・・わからん)
前夜祭・・・
今回の耐久の一大イベントである
中身は当日参加した、「けんじ@前夜祭実行委員長」が書くとして
私はここで身になったことを報告する。
mimikaki監督「おまるって何処の出身?」
おまう「えっ ずっと福岡です」
mimikaki監督「高校はどこ行ったん?」
おまう「○○中央」
私は笑顔でそっと彼に握手を求める… 驚き 後ろにさがる彼……・
もぅ想像がついたでしょうか?僕ちゃんとおまる君は決して変えられない事実が判明・・
「先輩と後輩の関係」
さらに追い討ちの言葉を私は教えてあげた。
mimikaki監督「明日、俺と一緒に走るfatalitaも高校からずっとよ」
可哀相におまる君は頭をさげながら、私と握手した… →レース前からの圧力かけに成功!!
レース当日・・・
午前3時間(ショートコース) さて、期待の純君がスタート
今回は45分ずつ純→mimikaki→fatalita→純の順番の作戦 頑張れ!
スタート後なんと、又4位でひがし君が来た…
「ん?純は?」
ゼッケン順では6番目の彼が後ろの方から周回してきた。
「まぁー久しぶりだから、様子見だろう」
ところが20分すぎてもペースが上がらない・・30分位経過したでしょうか、何か彼がフラフラしてきた。
きっとマシンに問題発生した可能性がある。慌ててピットインの指示を出した。
純はすぐに帰ってきた
みんな「おい!どうした!調子悪いんか?」
この私でさえ、かなり不安があった
純「いーえー。緊張して眠くなってきたんですよー」
バイクにまたがり交代すらする姿をみせない彼に呆れながら タッチ交代
さて、私も昨日は練習したとはいえ、本日は走行もしてないので2,3周様子みながら走行。
慣れてきてしばらくすると、お!あれは、北九州NSR250の長老 哲さん。
さすがに長時間乗っているのであろう、少しバテ気味。
身内なんで少し遠慮しながら追い越す
段々ペースをつかみ走り始めより20分経過頃からタイムアタック開始・・
高速コーナーは6速に入れノーブレーキで進入するようになったが
ある時 私が高速コーナー出口で右から一台を抜くと不思議なことに更に右からエンジンの音が聞こえる・・しかしそこの余裕は30センチしか無い…少し振り向くとそこに「ひがし君」登場!!
慌てて、スペースを確保の為 進路変更
「君ねぇ、もぅ少し優しく来てよ」とメットの中で叫んでいた声は届きましたか?(-_-;)
40分位経過したであろうか・・
段々と自分のタイム 31秒の壁攻略に少し飽きてきた頃 |
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「見つけた!!」
今回参加する身内バイクに強引に貼りつけた「お尻にライムグリーン シール」
50M離れても発見できるアイテムである。近くと 「打倒〜チームリーダー」 けんじ君であった。
ここは、さっとかわしたい人物
コース中央を走っているが 見ると 僅かであるが右に行った。私はためらうことなく 抜きにかかる
彼と並んだ時に「もしかして、体当たりしてくるかも・・」の猜疑心と信頼してるよーの期待感 持ちながらクリアー・・
しかし、半分バイクが先に出た時思い出した
彼を抜く時にはタッチしなくてはならない掟を交わしていたのだ、しかしながら、直線でブレーキかけるのは、仮にもサーキット上なのでルールがあるしましてや、後続車に巻き込まれる可能性だってあるので できない・・
ピーン!良いアイディアが生まれる!
私は「お尻ペンペン」して彼挨拶をした。
残り10分・・・
最終コーナーをインから入ったのにアクセル全開したままなので、みごとにコースアウト!
気がつくと草原の中をツーリングしてるみたい♪(そんな呑気じゃいかんのだ・・と我にかえる)
転倒もしないで芝生の中をゴソゴソ走行し脱出。Nちびでオフロードを走るとは思いも寄らなかった. 爆
コースに戻る際、一旦停車し「左右確認して」走行開始…この時のタイムは普段と12秒程余計にかかった。
一気に10台位追いぬかれたぞー。(何かことわざがあったような・・トホホ・・)
当初の予定45分から1時間にのびていたが転倒もなくノルマ達成
後は任せたfatalita師匠
尚、交代時にはタイムを彼に伝えることはなし…イヒヒ しかし、一つ素朴な疑問が・・
mimikaki監督「ねぇ?燃料はいつ入れるの?」3時間は絶対にもたないので補給は必ず必要だ。
fatalita師匠「あっ忘れてた!作ってててね。又帰ってくるから・・」と言いながら
走り去っていっちゃった…
混合を作って、20分位してピットインの指示を出す
しかーし、実は我々の一番の問題がここで浮き彫りになった。
Pラップがあるためピットサインはほとんど不要であり、かつホームストレート通過時にタイムが表示される為それを興味あるのでライダーもピットの方を見る余裕が無いのだ、「PPP」のサインを出しても一向に見ないfatalita君。
その内諦めて純の友人に出し続けること頼みのんびりとピットで座って待ってました。
35分位だっただろうか・・やっと帰ってきた・・大笑
3時間の残り30分 純との交代でサイン送るが 又、無視…そうしてると、ひがしマシンが帰ってきてトラブルの予感 ピットには誰もいない・・
慌ててひがし君の携帯を鳴らすが、連絡とれない我がチームよりこっちが大変と彼らを探しに行くことにする。
何は大きなことになりそうな感じ…手伝う能力無いので写真をパチリ(後で恨まれそう) |
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アナウンスが後5分と言う
ゆったりと構えてるとfatalita師匠ピットインしてくる…??転倒したらしい
すぐにメット被り私がコースに戻ろうとすると、チェッカーは振られコースインは禁止 しぶしぶ帰還する
午前中、前半 チェッカー受けず・・・・(-_-)
休憩の一時間・・・
昨日の(残り&注ぎ足し)で再度キムチ鍋を温める。Fatalita師匠のおにぎり(5,60個はある)で楽しくお昼を頂く
後半に向けてスプロケ交換するのだが、 昨年同様 慎吾君がバイクをガシャーンとひっくりかえしていた 彼は自分のバイクのメンテの時もやっているんだろうか? |
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後半戦・・・
再び純がスタート。「いつになったら、カン戻るの?」 笑
スタート30分位して誰かがみんなの現在の順位を見てきた 慎吾 19位 さとるお父さん32位 純 33位・・・
一体後半は全部で何台走ってるの? と疑問を持つ(今回の純君はスローペースで走り続けることがおちだった)
きっちり一時間で私とチェンジ!!
「さーてと、追い上げるぞー」と気合入れながらスタート
最初の頃2分を切れなかったが、バックストレートから減速無しでコーナーを曲がるトップグループの走りを見て私は5速に落として進入していたので、とりあえず6速で入ってみる
「いけるじゃん♪」
その後調子にのってノーブレーキで曲がってみる。「ギャー〜〜〜!」(叫び) 今度はGが異常にかかり恐怖と変わる。しかし、ストレートで50M位離れていたバイクが一気に次のコーナーで追いつくことも・・
これで、某HP管理人がここのコーナーで追突事件おこした事が理解できた。
しばらく走ると「ライムグリーンシール」発見! 「おまう君だぁー」♪
彼は走り出したばかりみたいで、ペースが上がってない! 楽勝♪♪ 又「お尻ペンペン」で抜く・・
→この時点で彼は事前宣言「勝負で負けたら おまる とHN替える」の結果が確定!
おめでとう!これで、みんなに正式に呼んでもらえるね! と勝手に解釈しながら私は去って行った。
今度は6台が団子になってる中に「さとる君」発見!可哀相にペース崩してる。
本日の我々マシンの「ひがしエンジン」は快調なんで まずは2台最終コーナー・立ち上がりで1台、2台、ストレートで「さとる君」に並ぶ!
しかし、彼は私を発見するやいなや、ググーと近いてきた。「これは危ない」と察知し反対に大きく逃げながら「お尻ペンペン」偶然にもピットロードから見ていた仲間がいて、後にブーイングとなりましたヨ (^^ゞ
タイムは高速コーナーをノーブレーキ6速全開(これが又怖い。前後サスが交互に小刻みにゴトゴトなるんだもん)と先ほどのストレート後のコーナー攻略で56秒台に入る |
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ロングの一時間 大変楽ですぐに終わってしまいました。慎吾君が53秒だったので後は任せたfatalita師匠!
僕には師匠に「Nチビ」では勝ち目有りません
ここで「打倒チーム」の作戦変更を耳にする。
どうやら、けんじ君が30分しか走行しないで他メンバーに任せるらしい
結果
後半ロングは私とfatalitaの追撃で12位まであがったが、20秒差で11位に「打倒チーム」が!!
けんじ作戦成功だったみたい・・・涙 |